こんにちは。
本日は、5月15日です。
まずはじめに、美輪明宏さん、
お誕生日おめでとうございます。!
今日はゆっくり、もののけ姫を鑑賞して、明日もゆっくり、ハウルの動く城を見ようと思いました。
ところで、野僧は最近、宮崎駿監督のお名前が、「宮﨑」となっていることに気がつきました。
(ジブリファン界隈では有名なお話なのかも…しれません。時代遅れな野僧でございます。)
調べてみると、風立ちぬ後の「終わらない人 宮﨑駿」の時点で「﨑」となっていたので、引退宣言後は「﨑」にしたのかな?と思っています。
名前をちょっとだけ変えるというのが、どれだけ大きなことか、
なんだかただならない秘密を知ってしまったようで、ドキドキしています。
今後、宮崎駿さんのお名前で作品を見ることはないのか……
と思うと、ちょっと寂しいですが、
新しいお名前での新作を楽しみに待っております。ふふふ。
さて本日は、環境問題についてのお話です。
本当は4月14日に飛ばそうと思っておりましたが、何かおこがましいかなと思いまして、本日になりました。
なぜ4月14日に飛ばそうと思ったかと言いますと、4月14日はレイチェル・カーソンさんの命日だからです。!
レイチェル・カーソンさんは、『沈黙の春』が有名ですね。
ゲド戦記2 壊れた腕環方式で考えると、野僧はレイチェル・カーソンさんの生まれ変わりなのでは?と勝手に思ってしまいますが、嬉しい限りです。
『沈黙の春』は、森に住むお寺人(おてらびと。ラピュタびと的な並びです。)として、ぜひ読もうと思っているのですが、こちらの本は結構、読んでると怒られてる気分になってしまうので、まだ全部は読めていません。
読み始めてすぐに、こ、怖いなぁ…という率直な感想を抱きました。
でも、環境問題というのは、もう本当に無視できなくなってきていますよね。
以前、この貝多羅葉で取り扱った環境問題として、カシナガ君のお話がありました。
カシナガ君は昔から日本にいる虫ですが、近年大発生していることから、また話題になったそうですね。
千葉県の南部で確認されてから、徐々に徐々に上へ上がってきているカシナガ君。
実は日本だけではなく、海外でも害虫と言われているそうなんです。
どこへ行っても害虫と言われて、居場所のないカシナガ君ですが、
なぜカシナガ君の住む木が枯れてしまうのか、個人的には彼らがむしゃむしゃ木を食べているからかなと平凡なことを考えていたのですが、
実はラファエレア・クエルキボーラ(通称ナラ菌)という病原菌をカシナガ君が媒介しているという構図だそうです。
ナラ菌がカシナガ君によって枯死木から持ち出され、健全な樹に持ち込まれる
→媒介されたナラ菌が樹木内で繫殖し、(色々ある過程は省略しますが)枯死していく
そうですね!
なんと、知りませんでした…。
何らかの方法で
ナラ菌が持っている、樹を枯れさせる働きを無効化できれば、
腐海の進行をとめることができるのかな?
という、門外漢の、ひとりごとでした。
でも、カシナガ君のことを色々調べていると、当然カシナガ君と呼んでいるのは野僧だけで、皆カシナガ、カシナガ、と呼んでいます。
そのため何となく、カシナガじゃなくて、カシナガ君でしょう?という、
ちょっと面倒くさいクラスの学級委員長みたいな気分で読んでしまいますね。
他にも、森林の砂漠化や、水質汚染、海洋ごみの問題などなど
環境問題はどんどん深刻になっています。
でも、状況は刻一刻と変化すると思うので、野僧がちょっと調べただけでは全然足りないだろうなとも思います。
まだまだ知識不足な野僧でございますが、全てを知ることは難しいとしても、
知ろうとする努力だけは、引き続き続けていきたいなと思いました。
これは環境問題に限らず、です。
ということで、
では私たちにできることはなんだろうかと時々、考えます。
ちょっと
というかめちゃくちゃ、
話はズレますが、最近ちょっと思ったこととして、
イラストレーターの福田利之さん、という方がいらっしゃいますよね。
野僧は福田さんの絵が好きで
展覧会にもちょくちょく頑張って足を運んでおります。
前に展覧会で初めてお会いした時、
初対面で言われてときめくお言葉ランキング、第1位の
「前にどこかで、お会いしたことありますか?」
を、いただき、
とてもとても嬉しかったです。
緊張していたので、
「はい……!」
とお答えしてしまったところまで、
甘酸っぱい、素敵な思い出です。
ありがとうございました……。✨
それで、
福田さんが絵を描くと、
地球がちょっと綺麗になるような気がしました。
日々絵を描いて地球を綺麗にしている福田さんはすごいですね…。
福田さんがいらっしゃるので、まだきっと地球は大丈夫だろうだなんて
どこまでも他力本願なことを考えてしまいがちな野僧なのですが、
私達も、それぞれの分野で頑張った方が良いのかなとも思いました。
お寺もまだまだですが、少しずつ、頑張っていきたいなと思いました。
ということで、本日は環境問題についてのお話でした。
何だか、久しぶりの葉飛ばしになってしまい、
いつもよりちょっと新鮮な気持ちで飛ばしています。
砂漠の風に出会うのも、久しぶりでした。!
それでは
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
合掌。
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追記です。
タイトルの「おさで」とは、
おちょやんが終わってしまって、
さびしい
です。
という意味。山梨県には小佐手地区という所があり、「小佐手(おさで)」という葡萄酒があるそうです。美味しそうですね。🍇
意外なところでおちょやんと花子とアンが繋がって、ひとり感動しました。
また、先日お仏壇の整理をしていたところ、2018年5月15日に行われた、高畑勲監督の、お別れ会のリーフレットに再び出会いました。
こちらも、5月15日だったかぁ…と、泣きながら美術館へ行ったあの日をしみじみと思い出しました。🌸