こんにちは。
本日は、最近あった良いこと、というか、近況報告の回、すなわち番外編でございます。
お寺では、毎朝6時から朝のお勤め、というものがございます。
これは、本堂に行って、御本尊の前でお経を唱えるというものとなっております。
参加メンバーは、先輩の虎豆和尚、空豆和尚、と、野僧です。
座る場所としては、御本尊の前に虎豆和尚が座っていらっしゃって、
その両側に、空豆和尚と、野僧が、向かい合わせで座っている、という四角形の構図となっております。
つまり、真ん中は空いている状態なのですが、
先日、お経をあげている時に、この真ん中にこむぎちゃんが入って来て、
しかも背中が痒かったらしく、床を使って背中を掻いておりました。
そのため、
真ん中で、背中を掻くこむぎちゃんを、
御本尊と、虎豆和尚と、空豆和尚と、野僧で囲って
お経を唱えるという、
何やこれ。と思いました。
や、面白かったです。
ふふふ。
こういう時、笑っていいのか、ダメなのか、
立って、こむぎちゃんをちょっと端っこに持っていくべきなのか、
それがちょっと危ういですよね。
へっぽこ見習い小僧の立場としては、
きっと笑ってはいけないスペシャルだったかもしれませんが、
声は出さず、無音でめちゃくちゃ笑ってしまいました。
良い思い出です。(笑)
さて、次の思い出はお客様に教えていただきました、ドローンのお話です。
先日、ようつべ君(youtube)で、お寺の周りをドローンで撮影したものが多数掲載されているのを拝見しました。
こちら、初めて見たのですが、大変感動いたしました……!!
お寺にいるところからは見えない景色、って浪漫がありますよね。
それで、例えばこちらの写真とかもそうですが、
この山の向こうの景色というのは、お寺からは見えないわけです。
この山の向こうには何があるのか、
どんな景色が広がっているのか、
いつもは想像することしかできなかったので、
実は崖っぷちになっているとか
黒い森が一面に広がっているとか
腐海がもうすぐそこまで迫ってきているとか
色々考えておりました。
が、まさかあんなに綺麗な森が広がっているとは、
思いも寄りませんでしたね。。。
夕焼けも、毎日綺麗なんだろうなぁ。。。
と思いました。。。
ただ、今はカシナガ君の影響でもしかしたら、木々が枯れてしまっているかも…?
しれませんが、それでも、あんなに綺麗なんだなぁと、しみじみ、思いました。
撮影して、掲載してくださった皆さま、ありがとうございました…
ここで、細々と、お礼を申し上げます。
そして、いくつか見ていると、紹介欄にチラッと
と書いて下さっていたのもありまして、
それが何よりも嬉しかったのでございます。
お礼に、お寺に住むロボット兵C-38号のお写真を貼らせていただきますね。
ロボット兵さんも喜んでいると思います。
ありがとうございます。
ちなみに、野僧は御本尊だけでなく、こちらのロボット兵様にもいつも朝の挨拶をしております。
狭い一角ですが、実はここには蜘蛛の巣が5個くらいありまして、
蜘蛛々々の民も、ここが安全な場所だと分かっているのか?と、思いました。
野僧も、生まれ変わって蜘蛛になったら、
このロボット兵C-38号の近くに巣を作ろうかなと、思いました。
なんだか、宣伝ばかりになってしまいましたが、
ようつべ君の方は、旅行気分も味わって頂けると思いますので
もしお時間がありましたらぜひに……という感じでございます。
さて、そんなこんなで
穏やかな暮らしの中に、さりげない楽しみがポン、ポン、と降ってくる日々を過ごしておりますが、
野僧は相変わらず、
高台に登って「みなと」という曲を聞いています。
最近は、パーカーの上に作務衣を着て、フードを被って、地べたに体育座りで、
となりに小さいやつ(スマホ)を置いて、聞いています。
これは、周りに人がいないのを確認してから1人でやっていますが、側から見ると、このスタイルはもしかしてとても暗いのでしょうか。
何だか、突然見たお客様は、うわっ、何だ!?と思って、帰ってしまうのではないかと
野僧が気づいていないだけで、もしかしたらそういう方もいらっしゃったのではないかと
少し心配になりました。
すみませんでした。
見た目は暗くても、心の中では
ああ、空も海も綺麗だなー
消えそうな綿雲の意味も考えてみようかなー
あの鳥飛べて羨ましいなー
などなど
あれこれ思いながら、遠くの海を見つめて
楽しんでいます。
時々、間奏の口笛と、野鳥の歌声がハモることもあって、最高です。
個人的には、もし万が一お客様がいらっしゃったら
隣に座って、ぜひ、一緒に聞きましょう……!という感じですが、
それもなかなか難しいと思うので、
昼の音楽鑑賞会は人目につかないところでこっそり行おうと思いました。
ということで、本日の近況報告の回はここまでです。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
合掌。