こんばんは。
本日は、三日月がとっても綺麗です。
こんな夜は、三日月の淡い光の下で、読書をしたくなりますが、
野僧はただいま、『神田ごくら町職人ばなし』という漫画を、読んでおります。
こちら、とってもとっても、面白かったです…!!!✨✨
さて、ということで、「奥行きの話」で宣言した通り、最近は本を読むようにしております。
ジブリに関する書籍は、できるだけ積極的にお金を払っている野僧でございますが、
児童文学は、最初図書館で借りて、これはそばに置いておきたいな、そばにあったら心強いだろうなぁと思ったものを、購入するという形にしております。
そうすると、基本的には、図書館で借りておりますが、
改めて、あんなにたくさんの本を、無料で借りられてしまう図書館、
めちゃくちゃありがたいなと思いました。
ありがとうございます!!
調べてみると、近代的な図書館制度を確立して下さったのは、
最近お財布の中ではあまりお会いする機会がなくて、ちょっと寂しい、
福沢諭吉先生だそうです。
日本で最初の公開図書館とされているのは、奈良時代まで遡りまして、
当時、有力貴族であった石上卓嗣さんという方が、平城京に設置した「芸亭(うんてい)」という施設だそうです。
福沢諭吉さんのお誕生日は、1月10日、
石上卓嗣さんのお誕生日は、7月19日でした。
それから、図書館の中でも、そのヒエラルキーのトップに君臨していらっしゃる、国立国会図書館もまた、オタクの墓場だなと勝手に思っております。
何だか、
「あの資料は、ここにはない、あそこにもない、ああ国立国会図書館にしかない………」
という経緯で図書館まで辿り着いた、屍のようなオタクがたくさんいらっしゃるのではないかなと思ったからです。
でも、本当に一度迷い込むと、帰るタイミングを見失うくらいいろいろなものがありまして、
真面目な資料に限らず、とっても昔のアニメーション雑誌とか、貴重な本とかも、
頑張れば、読めちゃう訳です…!!!
(これは秘密です。🤫)
ところで、野僧は「本の虫」と言えるくらいの読書家では全くなくて、
改めて、本っていいなと思ったのは、結構最近でございます。
それこそ、学校の授業で読んだ、ヴィクトール・E・フランクルさんの『それでも人生にイエスと言う』との出会いが、大きかったように思います。
本の中には、あの当時の、悲惨な強制収容所で、亡くなった人の名前を石に彫っていた人がいた、というお話が書いてありました。
あの人のことは、時々思い出していて、
名前を彫っているその右手を突然グッと掴んで、
「もうやめましょう………?(すべてを)」
と言ったら、その人はどんな顔をするだろうか………
ということを、想像するのが、好きなんです。
強制収容の無い時代に、連れて行ってあげたいですね。
現代じゃないです。
そうして、ヴィクトール・E・フランクルさんの本と出会った頃、
たまたま、本屋で見つけて素敵だなと思って、購入したのに、
結局読めていなかった本、又吉さんの『東京百景』を読みまして、
こちらがとっても面白くて、それが大きな引き金となったと言いますか、
「本へのとびら」が開いたのは、その時だったと思っております。
ありがとうございました。
先日、ジブリ美術館で駿さんの『本へのとびら』も購入しまして、
まずはここに載っている本を優先して、
読んでいこう!
と思っている次第です。わーい👏
それでは、
最後まで読んでくださり、誠にありがとうございました。
合掌。