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風と緑とあじさいと。―Vayu, Vana, Ajisai ca―

あじさい寺の非公式ブログです。

月天様

 

こんばんは。

 

本日は月のお話なので、夜の更新です。

 

先日、満月がとっても綺麗でした。

 

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満月

数ある満月の中でも、特に明るい満月だったのではないでしょうか。

 

月の光が山一面に広がり、

夜なのに遠くの頂まで見えたのは初めてです。

 

大変感動しました…。

 

やっぱり太陽の光を直接浴びている山を見るのと、

 

太陽の光が月を通して間接的に当たっている山を見るのとでは

 

かなり感じが違いますね。

 

月パワー、恐ろしいです。

 

こんな夜はやはり、ひとり音楽を聴くのですが

今回の夜の音楽鑑賞会では

 

かぐや姫の物語サウンドトラックの、「月」という曲を聞きました。

 

満月を見ながらこの曲を聞くと、

どうしても月に帰りたくなってしまいます。

 

近くに見えるのに、こんなに遠い場所はありません。

 

月に帰ったら、最初はまずアイスクリームを食べたいです。

 

地球を見ながら食べるアイスクリームは、きっと格別なのではないかと……

 

ヒンヤリしたバニラアイスクリームを食べながら

紅茶を入れて

 

ゆっくり回っている地球を横目に

 

サン=テグジュペリさんの小説を読みたいです。

 

そのあとは歯磨きですが、

地球を見ながら歯を磨くというのも何だか不思議ですね。

 

いちいち地球にいる小さな生き物や、その上の雲の行く末などが気になってしまって、

気がついたら6時間歯を磨いていた、

 

なんてこともあり得そうです。笑

 

皆さんは、どんな月の暮らしが理想でしょうか。

 

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月の暮らし

それにしても、やはりきちんとしたカメラで撮った方が、いいですね。

 

これはきちんとしてないものなのですが、満月ならではの光加減と妖艶な感じを撮るのはなかなか難しいなと思いました。

 

ところで、仏教と月といえば、思い浮かぶのは

月天様(がってんさま)や月光菩薩様です。

 

月の光を神格化した神様、菩薩と聞いています。

 

古代インドまで遡りますと、「月の一族」の回でもご紹介しました月種がありますね。!

 

プラティシュターナ王プルーラヴァスさんが始祖であるそうです。

 

プルーラヴァスさんは、月神ソーマさんの孫にあたります。

 

それで、プルーラさんはインド神話における水の精アプサラスのウルヴァシーさんと恋をしていたそうです。

 

月神のお孫さんで、月種のプルーラヴァスさんと、水の精アプサラスのウルヴァシーさんとの恋、ということで、なんだか不思議ですが素敵です。

 

学校の噂などで「Aクラスの〇〇くんとCクラスの◇◇ちゃんイイ感じらしいよ?」となるよりも、

「月種のプルーラくんと水の精ウルヴァシーちゃんってイイ感じらしいよ?」と言われた方が、浪漫があります。

 

そのうち日種のイクシュヴァークくんも入って来て、三角関係になりそうな予感です。

 

水の精アプサラスは神々の接待役として踊りを見せることを仕事としているそうですが、人気高そうですよね……!

 

野僧にはちょっと、近づきがたい気もしますので、柱の陰から応援したいと思います…。

 

ということで、本日もだらだらと

しかも日付を超えて編集するというだらだら具合で大変恐縮なのですが、

月についてのお話でした。

 

個人的には、本日とても素敵なことがあったので、にやにやしながら月を見ています。

 

では、本日のお話はここまでです。

 

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

 

合掌。

 

―――――――

追記です。

インスタグラムさんのフォロワーさんが100人になりました。!

ありがとうございます。!

これからも、インスタグラムは表の顔、このブログは裏の顔ということで、

向こうでは素敵な写真を、こちらではほそぼそと駄文を、載せていきたいです。

なにとぞ、よろしくお願い申し上げます。