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風と緑とあじさいと。―Vayu, Vana, Ajisai ca―

あじさい寺の非公式ブログです。

生き物

 

こんにちは。

 

前回、蛭のお話を書いてしまい、

気持ち悪かったかな……

消した方がいいかな………

と、反省しておりました。

 

ちょっと反省しつつ、

ぼ--------っとしながら、いろいろ考えていたのですが、

 

ふと、思ったことを

つらつらと書きたいと思います。

 

野僧は、蛭…ヒルっち?ヒルルン、ヒルンゴ、ヒルみ………

あだ名はまた考えますが、

蛭を見ると、やっぱりちょっと、

気持ち悪いな~

と、思います。

 

でも、ゾッとするほど

気持ち悪いと思っているわけではなくて、

 

きもちわるっ(笑)

 

という感じです。(笑)

 

それで、自然の中には、

蛭並みに、あるいはそれ以上に、気持ち悪いものがいっぱいあるなと改めて思いました。

 

不思議な蛾とか、なにかの卵とか、色とりどりすぎる毛虫とか、です。

 

自然の中にある生き物は、常に

人間の想像をはるかに超えた形態だったり、生態だったり、を持っていて、

ちょっと怖いこともありますが、面白いな~と、思います。

 

でも、こうした驚きとか、気持ち悪さ、というのは

自然の中でしか、出会えない気持ち悪さでもある気がして、

そういう未知の生き物に対する「嫌悪感」って、あるよなとしみじみ思いました。

 

それで、この嫌悪感って何なんだろうと思いましたので、

ちょっと調べてみたところ、

ナショナルジオグラフィックさんでそういうことを特集している記事がありました!

 

タイトルは、

「人はなぜ「キモい」と感じ、キモいものにも魅かれるのか 

病気を防ぐのに有利な嫌悪感だが、その一方で「キモいもの好き」に利点も」

で、

4月8日に掲載されています。

(お釈迦様お誕生日おめでとうございます。と思いました。)

 

こちら、面白かったです………。

 

ちらっと書くと、

腐った食べ物とか、見たこともないキノコとか、

未知の物に対する「嫌悪感」があったからこそ、それらを警戒して避けてきたからこそ、

人類はこれまで、生き延びてこられたという感じの、お話でした。

 

それから、この「嫌悪感」は、段々と慣れていくものでも、あるのだそうです。

最初は警戒しながらも、いろいろな生き物と触れ合っていくことによって、

免疫がついて、将来的には病気にかかるリスクが減るといったメリットも、

あるそうです。

 

なるほど~。

 

そうは言っても、蛭を見ても動じない人間になってしまったというのは、

何かちょっと、ちょっとよろしくないかもしれない…

駿さんの前では、キャーキャー言ってた方がいいのかも……

なんて、思っていたら、

 

駿さんが、以前のインタビューか何かで、

 

例えば、海に泳ぎに行ったら気持ちの悪いナマコがいた。でも、“気持ち悪い!”って思いながらもジーッとナマコを見てる人間がね、僕は好きなんですよ。“気持ち悪い!”って言って見ないのはね、誰でもやるんだけど。

 

と、仰っていました。!(笑)

 

フフフ。

 

こういう、自分がちょっと悩んだり、落ち込んだりしている時にふと発見する

それにピッタリのお言葉というのは、そういう言葉に出会えたということ自体、

素直に嬉しいですね。

 

びっくりしちゃいました。

ありがとうございました。

 

 

それから、またちょっと話は変わりますが、

生き物つながりで、最近あったことといたしまして、

先日の曇りの日に、フルートを外で吹いておりました。

 

それで、カッスカッスな音ではありますが、「テルーの唄」を練習しておりまして、

1曲吹き終わって、一人で悦に入っておりました。

 

その後、またちょっと違うところで吹こうと思って、歩き始めたところ、

スロープの向こう側で、何やらカサカサと、不穏な音が聞こえてくるではありませんか……。

 

チラッと首を出して、スロープの向こう側を見てみると、

なんとヘビがいらっしゃいました!(しかも2匹。)

 

野僧が近くに来たことに気づいたのか、こんな感じ↓で、丸くなっていた状態から、シュ~ッと下へ降りていきました。

 

ヘビ(イラスト)

 

ね、狙われてたのかな……。

危にゃいな~……。

と、改めて思いました。

 

というか、2対1なんて卑怯だぞ?と、思いつつ、

ヘビ遣いの人は笛を持っているイメージがあるので、フルートの音に惹かれてやって来たのだろうか?とも、思いました。

 

それで、怖いな~と思いつつも、結局また移動して吞気にフルートを吹きつつ、(笑)

1曲終わった後、来た道を戻りました。

 

そしたら!またスロープの向こう側に1匹いらっしゃいまして、

え~?

という感じでした。

 

パッと見た感じ、皆さんアオダイショウっぽかったですけれど、マムシ君かな~とも、思います。

 

ヤマカガシよりは、模様があった気がしました。

 

 

それから、

先日、見よう見ようと思っていた、森青蛙の卵から、オジャマタクシが孵るところを初めて見ることができました!

こちらは、卵からぽたぽたっと落ちていく訳ではなく、そのまま水面に横移動されている感じでしたが、それでも見ることができて、嬉しかったです。

動画を撮りましたので、そちらは蔵ちゃん(インスタグラムのこと。)にも載っております。

森青蛙のオジャマタクシ

 

ということで、本日はつらつらと思ったことと、最近あったことを書きました。

 

何だか、却って開き直っていつも以上に気持ち悪いことを書いてしまったような気もしますが、(すみません)

 

最後まで読んでくださり、誠にありがとうございました。!

 

合掌。

 

 

―――――――――――――――

追記です。

 

紫陽花シーズンが近づいてきたこともあり、お寺には旅人さんがいらっしゃっています。(ありがとうございます。!)

以前「お客さん、旅人さん」回で書いたような反省を活かしつつ、

旅人さんとお話しさせて頂くことが、ちょっとずつ増えてまいりました。

先日、「紫陽花の見頃シーズンはいつですか?」と聞かれたときに、

「7月~8月です!」とお答えしてしまいましたが、

正確には「6月下旬~7月中旬くらい」なのだそうです…………。

たしかに、8月はもう枯れ始めていらっしゃいますね。。。

大変失礼いたしました………。

貝多羅葉も、普段の生活も、気を抜いていると失言・失態製造器みたいになるところがあるので、

これからの季節、気を引き締めて参りたいと思います。🐌